
「リース」といえば、やっぱりクリスマス
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リースと聞くと、クリスマスに玄関などに飾る「クリスマス・リース」を思い浮かべる方が多いでしょう。街角で色とりどりのリースが売られていたり、各家々の玄関先にリースが飾られると、クリスマスが近づいてきた実感が湧き、ワクワクするものです。では、なぜクリスマスに「リース」が各家庭で飾られているのでしょうか。
「リース」の元々の意味
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「クリスマス・リース」の「リース」は、英語で「wreath」と書きます。「花輪、花冠、冠、輪状のもの」を意味を持っています。これは、ギリシャ・ローマ時代に花や枝、葉などで作った丸い輪を酒宴の時に用いたり、賞として授けたりしたことに由来するのだそうです。このように「リース」は冠婚葬祭などの行事に、よく使われていたようです。
クリスマス前に玄関にクリスマスリースを飾ることで、家のなかを守るという魔除けのためという由来と、豊作を願って飾ったという豊作祈願という由来が有名です。参照元:http://fridafleur.com
「クリスマス・リース」に使われている常緑樹の葉やリンゴのオーナメントは永遠や収穫物の繁栄・豊作の象徴とされています。また、赤いリボンや赤い柊の実は、イエス・キリストが十字架の上で流した血の色、神の寛大さ、神の愛の象徴と言われています。
いかがでしょうか。クリスマスツリーに飾るオーナメントの一部のようにも捉えられがちですが、「クリスマス・リース」にもきちんとした意味があるのですね。
次のページからは、いよいよリースの作り方を見ていきます。