
六浄豆腐(ろくじょうどうふ)って知っていますか?
参照元
六浄豆腐は、豆腐を塩をまぶして天日干しにし、乾燥させたもの。
保存食として古くから重宝してきました。
六条、鹿茸、六條と表記されることもありますが、みんな同じです。
発祥は京都の六條と言われてますが、それは出羽三山参りに訪れた京都六條の修行僧が携帯食としていた六浄豆腐を岩根沢に住む人々に伝えたという話が由来になっています。
現在製造販売しているのは山形県西村山郡西川町大字岩根沢にある「六浄本舗」のみ。
そのため同社の商品名である「六浄豆腐」という漢字表記が今では一般的になったと言われています。
これが六浄豆腐の塊
参照元
見るからに硬そうな塊です。レンガかと思うくらい。
「豆腐の角に頭ぶつけて死んじまえ!」なんて笑い話がありますが、六浄豆腐の角に限ってはぶつけたらかなり危険なことになるのでやめたほうがいいです(笑)
もちろんそのままでは硬いので包丁で切るのは無理です。
かつお節の塊のようにナタやカンナ等で薄く削らないと歯が立ちません。
普通に家庭で使うなら、削られたものが売っているので、それを購入するのがいいでしょう。
六浄豆腐はどんな味?
参照元
普通は乾燥湯葉のようにお湯で戻してお吸い物や煮物、和え物などに使うのが一般的です。
うすいかまぼこのような食感です。
戻さないでそのまま食べても大丈夫です。
ただし、とても塩気が強く硬いので、するめのように少しずつ噛みながら食べるのがいいでしょう。
燻製のような味わいで、お酒の肴によく合います。
六浄豆腐を手に入れるには
参照元
六浄豆腐は山形県の特産品として「山菜料理 出羽屋」のほか、「道の駅にしかわ・月山銘水館」などでも販売しています。
県外ではなかなか販売しているところはありません。
インターネット販売で仕入れる
楽天市場でお店を展開している「グルメ食品市場」で六浄豆腐を販売しています。
ただ、珍味としてひそかに人気があるせいか、売り切れていることが多いです。
こまめにチェックをして、入荷された時点で迷わず購入するのが一番でしょう。
直接製造元に問合せをする
【店舗名】六浄本舗
【店舗住所】山形県 西村山郡西川町 大字岩根沢382
【電話番号】0237-74-4771
次のページでは六浄豆腐を使ったレシピをご紹介します。
]