
出産前に始まっている赤ちゃんの為の行事
妊娠5ヶ月目の戌の日にする「帯祝い」はされましたでしょうか?
これは多産でお産が安定している犬にあやかって赤ちゃんの健康と安産を祈願する行事です。
地元もしくは安産祈願の神社でお腹に腹帯を巻いたことだと思います。
また、この行事は安定期に入り流産のリスクが下がり、周囲への報告の意味もあるそうです。
生後7日目のお祝い「お七夜」
参照元:http://ameblo.jp/yukimiamp/
生まれてから7日目。
名前を親族へお披露目し、無病息災を祈願するお祝いです。
現代版では名前を書いた半紙を囲んで両家の家族や親族を招いて食事会する形式が多いようです。
ちなみに正式な習わしとしては名付け親が赤ちゃんの名前を書いた奉書紙に、鯛や鯉などを添えて送っていたそうです。
生後1ヶ月目のお祝い「お宮参り」
地元の氏神様に出産を報告して無病息災を祈願するお祝い。
生後1ヶ月ですが、男の子は生後31日目、女の子は生後32日目が一般的。
(地域によって異なる)
最近では細かい日数にはこだわらず、家族都合や天候のよい日を考慮して行われています。
昔はママは体調を考慮しは参加しないのが普通だったのだとか。
初めての節句のお祝い「初節句」
赤ちゃんの健やかな成長を祈願する節句。
女の子なら「3月3日」・男の子は「5月5日」です。
赤ちゃんの誕生日によっては生後間もなくになってしまい準備が難しい場合も。
その場合は翌年に回すこともあるそうですよ。
桃の節句(3月3日)は雛人形を飾り、両家の親族を招いてお祝い膳を囲みます。
端午の節句(5月5日)は、鯉のぼりや武者人形を飾ります。
最近ではお祝い膳は子供の好きなものを出してあげるご家庭が増えてきているのだとか。
生後100日目のお祝い「お食い初め」
参照元:http://ameblo.jp/kigyo-ninkatsu/
「一生食べ物に困らないように」とお祈りする「お食い初め」。
正しい作法では「柳の白木箸・白木の三方・土器の椀皿」でお膳を盛ります。
(無ければベビー食器でもOKでしょう)
基本的なメニューは「尾頭付きの鯛・握り飯・鯛の汁・煮物・香の物・紅白餅」などが一般的。
加えて歯が丈夫になるように氏神の神社で石を拾い「歯固めの石」として添えましょう。